2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
相続の手続きを進めるためには、相続人全員と連絡をとって、遺産分割協議などを進めなければいけません。 そのときに、たとえば、自分探しの旅に出て、どこにいるのか全く分からない子供がいた場合は、どうすればいいのでしょう。 まずは、その子供の住民票…
今週のお題「SFといえば」 私にとって、SFと言えば、星新一さんのショートショートです。 本格的なSFではありませんが、一作品が2~3ページで、とても読みやすく、それでいて、ロボットや宇宙などの未来社会について書かれています。 それでいてそうした…
住居入罪と聞いて、何となくどういう罪かはわかると思いますが、これで罰せられるのはどういう場合なのでしょう? 刑法では、 (住居侵入等) 第百三十条 正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を…
過失とは、行為者が注意すれば、犯罪事実を認識できたのに、不注意で犯罪事実を認識しないことです。 ただ、刑法では、 第三十八条 罪を犯す意思がない行為は、罰しない。ただし、法律に特別の規定がある場合は、この限りでない。 この但し書きは、特別の規…
今週のお題「最近あった3つのいいこと」 最近あった3つのいいこと 私にとって最近あったいいことの一つ目は、 家族みんなで、スーパー銭湯に行けたことです。 コロナ禍もあって、なかなか行くことができませんでした。 土曜日一日かけて、ゆっくりと過ごすこ…
【解説】故意とはどういう意味でしょう? 刑事ドラマを見ていると、時々、故意はあったのかどうかという言葉が出てくると思います。 この「故意」とはどういう意味でしょうか。 故意とは、罪を犯す意思のあることです。 つまり、これをすれば犯罪になるとい…
詐欺罪はどういった場合に成立するのでしょう? 事例でみてみましょう。 詐欺罪は、刑法では次のように規定されています。 (詐欺) 第二百四十六条 人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。 条文はこれだけですが、詐欺罪は、 欺瞞行為 →…